ドレッシングのように振る訳ではありません。そういえば美容室でのブローって、美容師さんが慣れた手つきで手首をクルクル回しながらドライヤーをかけてくれるでしょう?あれは熱風が同じ所に長時間あたらなようにするためです。
あるサロンでお客様に「いつもどのようにドライヤーをお使いですか」とご自宅と同じようにやっていただいたところ、うまく髪型が整わないからと、もう乾いているところにガンガン熱風をあてていたそうです。一方まだビショビショに濡れている所から、ブラシで形をつけようとして、同じ所にずっと風をあてていたり…。どちらも間違いです。
乾かしすぎて水分がなくなっていると、うまく形がつかないばかりか、髪の表面をおおっているキューティクルが開き、そしてはがれ、枝毛、切れ毛になってしまいます。
反対に、まだビショビショに濡れている髪の毛に長時間ドライヤーをあてると、髪はかなり高温になり、髪のタンパク質がこわれていたんでしまいます。つまり、やけど状態になってしまうのです。
美容室のブローはまず、強めの風のドライヤーを髪から離してよく振りながら、もう片方の手で髪をパラパラ落とす感じで乾かしていきます。この時に、髪を持つ方の手が熱いと感じたら、それは髪も熱がっているという事です。髪の毛には熱い、痛いと感じる神経がないので要注意です。
乾かす順序はふつう前から後ろへ乾かしがちですが、まず後ろから前へ、下を向いて下(襟足)から上へ向けても乾かしてください。均等に全体の約8割くらい乾いたところでスタイリングに入ると、髪のダメージも少なくすむと思います。はじめの8割はドライヤーをよく振りながら、もう片方の手で髪を上下左右に揺らしながら、ブラシを使わずに全体を乾かし(こうすると根元の癖がとれ、ハネやすい所もすんなりまとまります)、残りの2割でブラシを使うとうまくスタイリングでき、いたみにくいようです。
また、最後の仕上げの段階でブラシをあてながら温風をいきなり冷風に切り替える方法は、ブローの「持ち」が悪いという方にお試しいただきたいテクニックです。髪を触って熱がとれているのを目安にブラシをはずすと、しっかりと形がつき、持ちもよくなるはずです。あまり形がつかない時は乾かしすぎだと思ってください。
|
|