本当の美しさと健康のために

五年後、十年後の美しさ


例えば、花粉症などは昔はあまり聞かなかった言葉ですが、最近ではあまりにも一般的で、春先などはみんな花粉症だったりします。
ずっと同じヘアカラーをお使いのお客さまで、色も使用方法も変えず何年も染めてきたのにある日突然かぶれて、それ以来においをだだけでかゆくなったり湿疹が出たりした事があります。何故でしょうか?
このようなアレルギーと言っていいような症状は、食生活(添加物、インスタント食品、スナック菓子、ファーストフード)、大気汚染などの公害、ストレス、薬害、便利さを追求した商品(リンスインシャンプー、洗剤、柔軟剤、化 学薬品)等様々な原因が考えられています。
昔は何をやっても大丈夫という人もいましたが、(お酒をたくさん飲む、タバコをたくさん吸う、ヘアダイを頻繁にするetc)最近はデリケートな人が増え、ヘアカラー(成分はよくなっているはず)にかぶれやすい、化粧品で肌が荒れる、洗剤で手が荒れる等は少しもめずらしい話ではなくなってきています。
これは、昔に比べて現代人は、
体を守る機能が低下しているというのもひとつの理由ではないかと思います。もちろん昔から何かにかぶれたり、アレルギー体質の人はいたはずですが、素因を持っていてたり、原因があっても、たえる力の方が強く症状が出るにいたらないために、平気でいられたのではないでしょうか。生活が便利になればなる程、楽になればなる程、今まで備わっていた「守る機能」「たえる機能」が退化してきているのではないでしょうか
髪やお肌についても同じ事が言えると思います。お肌には通常、ちょうどよい量の皮脂を分泌する力があるはずです。それを(クリームをつける等の)外からの力でうるおそうとすると、新しい皮脂は「お呼びでない」とばかりに出にくくなったりします。髪と頭皮も、古い皮脂や汚れを残さずに清潔にしておけば、本来の健康なツヤやハリが出てくるはずなのです。ところが最近は、見た目と上塗りの「しっとり」「サラサラ」「つるつる」や、使い勝手の便利さを優先したヘアケア剤、化粧品が非常に多いようです。
特に私は、洗顔やシャンプーとは、古い皮脂や汚れをきちんと取り除いてあげる仕事だと思っています。お肌や頭皮を元の「素」の状態にして、新しい皮脂の分泌と新陳代謝を促し、それでもカサカサ、パサパサが気になる時だけ、様子を見ながら少しずつ栄養分を補ってあげればよいのではないでしょうか。
「リンスインシャンプー」というのが流行った頃もありました。汚れを取り除くのが目的のシャンプーと、髪や頭皮の表面をマスキングして包み込むリンスが一つになっているとは、何とも矛盾を感じました。そうでなくてもほとんどのシャンプーには、指通りのためにリンス成分が入っています。リンス成分が入っていると指通りがよくなり洗いやすいのですが、汚れが落ちきる前に包み込み、そのまま頭皮や髪の表面にはりつき残ってしまいます。
お肌や頭皮をクリアにして、「素」の状態を知ってみてください。
ご自身の本当の肌や髪のツヤ、弾力といった状態を実感し、本来持っている良くなろうとする力を退化させないで、伸ばしてみましょう。
上塗りの「しっとり」「サラサラ」「つるつる」だけでは5年後、10年後は心配です。