ちょっと気になるコラム(1)

ご存じですか?あなた本来の髪やお肌の状態


私は電車に乗ると、職業柄つい座っている人の髪や頭を観察してしまいます。
流行の髪型に目が行く事も有りますが、それよりもやはり髪や頭皮が気になります。ここ数年若い方(特に20〜30代の女性、もちろん男性も)髪の細さや、薄さダメージなどです。ストレス、食生活、刺激物、タバコ、それともホルモンバランス等によるものでしょうか?もしや、自分に合ったお手入れの方法を知らないが為に、髪やお肌の老化を促進させてしまっているのではと、気になってしまうのです。現代の人が、昔に比べて、背が高く、顔だちもスッキリ、モデルさんのようにスタイルもよく、奇麗な方をたくさん見かけますが、髪やお肌に関してはハッキリ言って20〜30年前の方がはるかにきれいで、髪本来の美しさが感じられたように思います。
何が違うのでしょうか?ヘアカラーやパーマスタイルの流行は別として、化粧品もケアケア材もその品質は進歩しているはずなのに・・・。
シャンプー剤も次から次へと新製品が発売されてます。そういえば、一頃、朝シャンと共にリンスインシャンプーというのが流行しました。
利便性はよかったかもしれませんが、私に言わせれば「汚れた皮脂を落とす前にリンス成分でコーティングし、頭皮や髪に残留させる、矛盾したシャンプー」でした。最近は自然素材やナチュラル志向のシャンプーも人気のようですが、気にしてみるとまだほとんどのシャンプーには、洗髪時の指通りのためにリンス成分が入っています。また一方で、毛先のいたみのケアのために入れた成分が、頭皮の方に付いて残ってしまう場合も多くあるようです。
シャンプーは汚れや皮脂を取り除く事が第一の目的のはずです。
汚れや古い皮脂がさっぱり落ちると、肌も頭皮も新しく自らの皮脂を出し、潤そう、元の状態にしようとします。それは人間の身体に本来ある機能ではないでしょうか。シャンプーにリンス成分を全く入れなかったら、濡れている間は指通りが悪く、きしむでしょう。でもそれは自然な事だと思います。枝毛や切れ毛が心配な場合は、その部分をきちんとケアしてあげればいいのです。
エアコン漬けや厚着で育った子供の抵抗力が弱くなったと言われるように、過保護に育てられた髪も弱くなってしまったのではないでしょうか?
お肌もあまり若い頃からリッチなクリーム等をつけていると、自分の肌の分泌力が抑制されるという話を聞いた事があります。それはわざわざ高いお金を出して、肌が本来持っている素晴らしい機能を退化させてしまう事だと思いませんか? もちろんお肌や髪に何かをつけるなというのではありません。ご自身の持つ力を壊さないように、たまにつけてあげればよいのではないでしょうか。
ご自分の髪やお肌の、本来の状態、ハリ、ツヤ、弾力をご存じですか。
表面的な「しっとり」「サラサラ」「ツルツル」感に翻弄されてしまっていませんか。