「足し算ではなく、引き算」
算数の話ではありません。健康で美しい髪やお肌のために、いかにシンプルにして、本来の力を出してあげるかを考えた時に感じた事です。
私はカメラが好きで、先日ヘアスタイルをきれいに写す実践講習に行って来ました。撮影の基礎からきちんと教えてもらったのは初めてでしたが、業種は違えど、まさに同じ法則や考え方がある事に驚きました。カメラの世界ではライティング(照明技術)が重要で、上手なカメラマンは少ないライトの数で被写体をいかに立体的に、魅力的に見せるかという事ができる。未熟なカメラマンはというと、ライトが少ないとうまく表現できないので、沢山のライトが必要なのだそうです。その先生はライト1本で30通りの表現をすると言い、「付け足すのは簡単でごまかしもきく」「上手くなればなる程、引き算をして、いかにシンプルな器材と素材と、ごまかしのない技術で魅力的な表現ができるかを考える」との事。
もちろん道具が多く必要な撮影もあるはずですが、有名なファッション誌「VOGUE」は主に一灯のライティングだそうです。
「良い写真は何十年たっても感じる物がある。一流のカメラマン程シンプルで素晴らしい表現力、想像力を持っている」というお話には共感しました。
美容室での仕事もそうでした。
上手い美容師はカットのテクニックでボリュームを出したり押さえたり、微妙な加減も自由自在にヘアスタイルを創ります。一方未熟な美容師はカットだけでは上手く表現できずにパーマで補ってもらう場合もあります(髪質やスタイルにもより一概には言えませんが)。
よく、良い物程シンプルで永く使っても飽きがこないと言いますが、永く使っても魅力を失わない、存在感がある写真や物と同じように、1ヶ月以上経っても良い感じのヘアスタイルは、ムダのない確かな技術と、余計な道具に頼ったり、上塗りをしない事による物だと思います。
という事はヘアケア、スキンケアの場合も…。
本来のご自身の魅力を引き出す「引き算」、していらっしゃいますか?
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